現在、爆発的な人気ゆえ品薄状態が続いているシマノ「ネガカリノタテ」
私も愛用中で、その根掛かり回避能力は極めて高い。
通常のシンカーをヘッドにしたものに比べると明らかにロスト率は低い。
開発者の嶋田さんには頭が下がる。
このネガカリノタテのおかげで今まで攻める気にもならなかったポイントを引けるようになり釣果も大幅にあがったというのが個人的な意見。
やはりあの独特なヘッド形状は管釣りのボトムスプーンにも似たところがあり、浮力の高いトレーラーと組み合わせることで更に根掛かり回避能力は上がるようだ。
この「ネガカリノタテ」には5g、7g、10gのラインナップがあり見た目の大きさには差がない。
自分の場合、メインは7g。遠投が必要な場合やベイトタックルの時は投げ易さもあって10gを使用している。
逆に遠投を必要としない場所や根掛かり多発ポイントでは5g。
タックルはいつものこれ。
今日入ったポイントは少し前に小僧と一緒にやった場所。
ともに二本ずつ揚げ。それなりに魚の数もいるかに思えた。
最初は広い探る意味もあって10gからスタートする。
すぐさまアタリはあった。
しかしボトムを巻いてくる手応えに違和感がある。
次に7gにチェンジ。
やはりアタリはあるもののいまいち乗りきらない。
ここでボトムの違和感のこともあり5gに落す。
アッサリ乗った!
しかも先程に比べ明らかにアタリの数が増えた!
確信した。ボトムマテリアルだ。
砂と言うより泥。それもかなり緩い泥質だと…
おそらく10gや7gではネガカリノタテを持ってしても完全に泥に潜ってしまいアピールが足らなかったのだろう。
5gでようやくボトム上を転がせる状態。
まさに5gの独壇場。
さっきまでのアタリの少なさがウソのようにアタリまくった!
飛距離だけのことを考えたら重い方が確かにアドバンテージはある。
しかし飛距離を出せば釣れるという釣りでもない。ましてや群れるブリーム。
いい場所に入れば連発もしょっちゅうある。
たった5mズレただけで方や連チャン、方やアタリもナシなんてよくある話だ。
この5gのボトムを切るか切らないかくらいのセッティングが今日は完全に良い方向だった。
5gを見直した…そんな気分だ。