ラストバッターとなった樹暉。
しばらく取材を受けているなって思っていたら記事になってました。
左手で顔を覆い泣き崩れる姿・・・
いい写真だと思います。
これからの野球人生、壁にブチ当たった時。この記事を見直して欲しい。
そんな写真です。
そして樹暉だけじゃなく、チーム全員がしずちゅう杯県制覇、続く黒潮杯、そしてチャンピオンシップと本気で獲りに行こうと決意を新たにしています!
この記事の中の小僧のインタビューに「この借りは今後の野球人生で必ず返す」と。
さて話しは戻ります。
初戦の誉田ベアーズ戦、細江のゲームの中でも最も緊迫した内容でした。
なにせ勝った方が憧れの神宮球場で出来るともなれば・・・
ベアーズの左ピッチャーはスピード、キレ、コントロールに加え、テンポが良くウチの打線がことごとくやられました。
しかし先制したのは細江。3回、5回に1点ずつ加え完全にリズムを掴んだかに思われたのですが、6回表にまさかの3連打を浴び同点。
そして特別ルールでの延長。
最後の打者となったのは4番樹暉。
ツーアウト満塁、1点差。
一発出ればサヨナラ。
だが無情にも振り抜いた打球は詰まってライトフライ。
ここ一番の集中力は誉田ベアーズが一枚上でした。
実力の差は紙一重。
しかしこれが全国、これが実力。
頭では分かっているものの悔しさと神宮でやらせてあげたかった気持ちが込み上げて・・・
帰りホテルまでの道のり、ずっと涙がとまりませんでした。
気持ちを切り替えようと思ってもあの瞬間が脳裏を駆け巡り、全く眠れなかった。子供達より全然大人の方が気持ちの切り替えが出来ませんでした。
正直、行きたくはなかったんですが次の日は初戦の相手ベアーズの試合を見学に行きました。
う〜ん・・・やっぱりここでやりたかった。
席も立たずムダ話しも一切なく真剣に試合を観戦してます。
その顔は全員一緒の想いだったのでしょう。
私的にはやっぱり来るんじゃなかった(笑)って気分。
試合は誉田ベアーズがまたまた延長特別ルールの末に勝利。
しかも相手の和歌山のラストバッターは偶然にも4番‼
完全に自分とダブって見えたことでしょう。樹暉は最後まで息をのんで観ていました。
本当に野球ってスポーツは素晴らしい‼
こんな悔しくてせつない気持ちになってもやっぱり頑張る子供達を応援したい。
この全国大会、結果的には一回戦負け。
しかし堂々と最後まで戦った細江の子供達には胸を張って帰って欲しいです!
そして親子ともに戦ったこと、学んだことを夏休みの最高の思い出に。
今後の野球人生の中で忘れられない思い出にしてもらいたいです。
今回、いろんな方面の方々からあたたかいご支援、ご協力をいただきました。
本当にありがとうございました!
これから細江野球スポーツ少年団はもっともっと強くなれます!
変わらぬご支援をよろしくお願いします。
最後に。
あんな素晴らしい全国の舞台に連れていってくれた子供達。
ありがとう!
お前らサイコーだ!!